前回「無事my bromptonは飛行機に乗れるのか!?」とか書いて、早5ヶ月…。すみません…。
しばらく経ったら詳細を忘れちゃって書けなかったんですよね。メモくらい取っとけって感じですね。さあ困った。
と思ったら、今度は宮古島に行く機会がありました(笑)
仕切り直しでまた出かけるところから始めましょう。
「飛行機&Brompton 2009冬」スタート!
早朝5時半。まずは自宅から最寄り駅に向かいます。
今回は一人旅(現地で友人と合流)なのと、荷物を持って自走する場面がほとんどないので(自宅から駅はチャリで5分強)、キャスター付き小さい旅行カバンをチョイス。ブロに乗り、右手でハンドル左手でカバン。いざ出発!が…。
はーしーりーにーくーいー。
10年近く前の出張の時、必要に迫られてドンキで買った3,900円のカバン。タイヤがいい加減に出来てて、まっすぐ転がらない!
がらがらがら。立派な音だけがまだ薄暗い住宅地に響き渡る。いやーん。
仕方なく、持ちました。左手でカバンを持ち上げてそのまま走る!
背中には機内持ちこみ用のバッグ、右肩にはMacを入れた布袋。どうみてもザ・遅すぎる自分探しの旅、もしくは家出。
途中交番の前を通る時なんて言い訳しようかとまで考えながら、夜明けの街をがちゃがちゃヘンなシルエットがひたすら走る。
息を切らせながらアーケードまでたどり着き「ひょっとしてこの材質なら転がるのでは…」と試しにカバンをおろしてみたら。おお、ちゃんと併走してくれるじゃないですか。
後は駅まで一直線。楽勝〜。
教訓:アスファルトの上でブロで物を引っ張って走るのはやめた方がいい。
さて駅に着きました。ここから羽田まではバスで一本。前回電車移動で苦労したので、多少羽田で時間が余ることになってもバスの方がよかろうと。
並んでいる人々の後ろにブロですーっと近づきます。なんだなんだという気配。停めます。たたみます。
出張らしいビジネスマンの方々や、里帰りらしい外国人のご夫婦の視線がびしばし来ます。そうだよなあ、なんじゃこれって感じだよなあ、と思いながら梱包完了。
まだ暗いです。
さて乗り込みます。荷物は荷物室に預けますが、ブロは車内に持ちこむことにします。固定されないスーツケースで一杯の荷物室に入れると、多分何かの下敷きになってしまうと思ったので。2人掛けを占領すれば足下に置けるのは分かっているのですが、この混み具合でそれは許されるのか。
運良く先頭から2人目に乗り込み、一番前の席に陣取ります。運転手さんも特に何も言わないし、後は満席にならないように祈るのみ。
発車時刻が近づいても、後から後から人がやってきます。補助座席に座る人が出てしまったら、諦めて荷物室に預けよう…。
と、扉が閉まりました。どうにかセーフ。大きい荷物ですみません、と心の中で意味なく謝るchorocoを乗せて、バスは明るくなり始めた道を一路羽田へ向かいます。
順調に時間通りに出発ロビーに到着。
ここでようやく荷物を撮影。これが件のドンキ3,900円です。これ以外に肩掛け(いつものポタリング用Chums)とMacの入った布袋。どう考えても多すぎ。
まあANAは前回15kgオーバーまでは「許容範囲」とウィンクと共に預かってくれたから大丈夫でしょう。さっさとチェックインして身軽になろう。そんで朝ご飯を食べよう。
さて、カウンターでブロを預けたい旨を伝えます。
前回学習したのが「自転車の扱い方法は空港ごと、担当者ごとに違う」「こちらの要望を伝えてみる価値はある」ということ。
なので「フラジャイル扱いで出来ればコンテナに入れて、到着地ではペットと同じカウンターに出して欲しい(コンベアに載せないで欲しい)」とお願いしてみます。
ANAの人はどの人も基本的に親切で感じが良く「わかりました」とてきぱき手続きを進めてくれます。那覇での乗り換え時間が25分しかなく、同じANAへの乗り継ぎなので、スルーチェックインもできそう。ほっ。
…と。
「えー1kgオーバーですね」はい!?なんて仰いました?「自転車が12kgちょっと、カバンが9kgですので、合計21kg。1kg分の超過料金を頂きます」
えええええ?
「あの…夏に奄美に行った時はこの組み合わせで(正確に言うとカバンはバックパックだったのだが)超過料金取られなかったですよ」「申し訳ありません、12月から規則が厳しくなりまして…1kgでも出たらダメなんです」
がーーーーん。飛行機の超過料金なんて払ったことないよ。国際線でだって見逃してもらったのに。なんで今ここで、しかもたった1kg。
「機内持ちこみは10kgまでOKですよ。よろしければ少し荷物をお移しになっては…」
それを先に言ってくれ!!
で、仕方なくカウンター前でカバンを開け、MacのACアダプター、ブロのワイヤー錠(重い)、本などを持ちこみ荷物に移す。もそもそもそ…。
その間にmyブロはコンテナに入れられ(いつも思うけどカウンターのお姉さん達って力持ちだなあ)いそいそとお出かけの準備。ご主人様の気持ちも知らないで〜!
「これでどうでしょう…」
「はい、自転車が12kgオーバーで、こちらが8kgオーバー、端数は切り捨てだからこれでOKですよ」
にっこりするお姉さん。あっ。ブロはもう量りからおろされてる。もしブロと荷物を一緒に量りに載せてたら、端数分が合計されて超過だったはず。優しいなあ。すみません。
ひたすらありがとうございますを繰り返し、無事荷物達はコンベアに乗っていったのでした。
つづく。
もー僕なんか毎回カウンターの端でもそもそ荷物移してますよ。
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