December 25, 2009

飛行機&Brompton 2009冬 その2

飛行機はなんと2階建て。まだこんなの飛ばしてたんですね。燃費悪そう…。とか言いつつ乗り物好きなchorocoはミーハーにも2階に乗ってみます。

天井が若干低い感じがしますが、座席の脇の荷物収納が便利です。
さすが平日、ガラガラで横にも前にも誰もいません。これだけ空いてればブロもゆったり積まれてるかなあ、などと思っている間に離陸。

ベルトサインが消えたところでAirplaneモードにしておいたiPhoneを起こします。雲の多い窓の外を眺めていたら、おっ富士山。
ほんとに頭を雲の上に出してるよー。

そして飛行機は本州を離れ、ひたすら海の上を飛び続けます。結構遠いんだなあ、沖縄。曇ってるけど走れる日はあるかなあ。

那覇ではロビーの椅子に腰を下ろしたと思ったらすぐ搭乗案内。ブロは無事積み直されたんでしょうか。

那覇から宮古島まではあっという間。乗客が少なかったせいか、荷物もあっという間に出てきました。ドンキ3,900円も無事流れてきました。あとはブロンプトン。

いた!ちゃんとペットや釣り竿と一緒にカウンターに運ばれてきました。

写真は前回の奄美旅行の時に羽田で出てきた様子ですが、この同じコンテナに入れられて無事到着。

よかったー。これでこの旅はもう終わったも同然です。

…ん?これじゃ「飛行機&Brompton」の「飛行機」部分しか終わってないじゃないかって?…あっそうか。

持ってきたからには乗らないと。そうでした。でも今回は海を見てぼーっとするというのとシュノーケリングがメインだからなあ…ブロの出番、あるかなあ…。

と大変やる気のないご主人様に連れられて、ブロは宮古島の土を踏めるのか?

以下次号。

飛行機&Brompton 2009冬

前回「無事my bromptonは飛行機に乗れるのか!?」とか書いて、早5ヶ月…。すみません…。

しばらく経ったら詳細を忘れちゃって書けなかったんですよね。メモくらい取っとけって感じですね。さあ困った。

と思ったら、今度は宮古島に行く機会がありました(笑)
仕切り直しでまた出かけるところから始めましょう。

「飛行機&Brompton 2009冬」スタート!

早朝5時半。まずは自宅から最寄り駅に向かいます。
今回は一人旅(現地で友人と合流)なのと、荷物を持って自走する場面がほとんどないので(自宅から駅はチャリで5分強)、キャスター付き小さい旅行カバンをチョイス。ブロに乗り、右手でハンドル左手でカバン。いざ出発!が…。

はーしーりーにーくーいー。

10年近く前の出張の時、必要に迫られてドンキで買った3,900円のカバン。タイヤがいい加減に出来てて、まっすぐ転がらない!
がらがらがら。立派な音だけがまだ薄暗い住宅地に響き渡る。いやーん。

仕方なく、持ちました。左手でカバンを持ち上げてそのまま走る!
背中には機内持ちこみ用のバッグ、右肩にはMacを入れた布袋。どうみてもザ・遅すぎる自分探しの旅、もしくは家出。
途中交番の前を通る時なんて言い訳しようかとまで考えながら、夜明けの街をがちゃがちゃヘンなシルエットがひたすら走る。

息を切らせながらアーケードまでたどり着き「ひょっとしてこの材質なら転がるのでは…」と試しにカバンをおろしてみたら。おお、ちゃんと併走してくれるじゃないですか。
後は駅まで一直線。楽勝〜。

教訓:アスファルトの上でブロで物を引っ張って走るのはやめた方がいい。

さて駅に着きました。ここから羽田まではバスで一本。前回電車移動で苦労したので、多少羽田で時間が余ることになってもバスの方がよかろうと。

並んでいる人々の後ろにブロですーっと近づきます。なんだなんだという気配。停めます。たたみます。

出張らしいビジネスマンの方々や、里帰りらしい外国人のご夫婦の視線がびしばし来ます。そうだよなあ、なんじゃこれって感じだよなあ、と思いながら梱包完了。
まだ暗いです。

さて乗り込みます。荷物は荷物室に預けますが、ブロは車内に持ちこむことにします。固定されないスーツケースで一杯の荷物室に入れると、多分何かの下敷きになってしまうと思ったので。2人掛けを占領すれば足下に置けるのは分かっているのですが、この混み具合でそれは許されるのか。

運良く先頭から2人目に乗り込み、一番前の席に陣取ります。運転手さんも特に何も言わないし、後は満席にならないように祈るのみ。
発車時刻が近づいても、後から後から人がやってきます。補助座席に座る人が出てしまったら、諦めて荷物室に預けよう…。

と、扉が閉まりました。どうにかセーフ。大きい荷物ですみません、と心の中で意味なく謝るchorocoを乗せて、バスは明るくなり始めた道を一路羽田へ向かいます。

順調に時間通りに出発ロビーに到着。
ここでようやく荷物を撮影。これが件のドンキ3,900円です。これ以外に肩掛け(いつものポタリング用Chums)とMacの入った布袋。どう考えても多すぎ。

まあANAは前回15kgオーバーまでは「許容範囲」とウィンクと共に預かってくれたから大丈夫でしょう。さっさとチェックインして身軽になろう。そんで朝ご飯を食べよう。

さて、カウンターでブロを預けたい旨を伝えます。

前回学習したのが「自転車の扱い方法は空港ごと、担当者ごとに違う」「こちらの要望を伝えてみる価値はある」ということ。
なので「フラジャイル扱いで出来ればコンテナに入れて、到着地ではペットと同じカウンターに出して欲しい(コンベアに載せないで欲しい)」とお願いしてみます。

ANAの人はどの人も基本的に親切で感じが良く「わかりました」とてきぱき手続きを進めてくれます。那覇での乗り換え時間が25分しかなく、同じANAへの乗り継ぎなので、スルーチェックインもできそう。ほっ。

…と。

「えー1kgオーバーですね」はい!?なんて仰いました?「自転車が12kgちょっと、カバンが9kgですので、合計21kg。1kg分の超過料金を頂きます」

えええええ?

「あの…夏に奄美に行った時はこの組み合わせで(正確に言うとカバンはバックパックだったのだが)超過料金取られなかったですよ」「申し訳ありません、12月から規則が厳しくなりまして…1kgでも出たらダメなんです」

がーーーーん。飛行機の超過料金なんて払ったことないよ。国際線でだって見逃してもらったのに。なんで今ここで、しかもたった1kg。

「機内持ちこみは10kgまでOKですよ。よろしければ少し荷物をお移しになっては…」

それを先に言ってくれ!!

で、仕方なくカウンター前でカバンを開け、MacのACアダプター、ブロのワイヤー錠(重い)、本などを持ちこみ荷物に移す。もそもそもそ…。

その間にmyブロはコンテナに入れられ(いつも思うけどカウンターのお姉さん達って力持ちだなあ)いそいそとお出かけの準備。ご主人様の気持ちも知らないで〜!

「これでどうでしょう…」
「はい、自転車が12kgオーバーで、こちらが8kgオーバー、端数は切り捨てだからこれでOKですよ」
にっこりするお姉さん。あっ。ブロはもう量りからおろされてる。もしブロと荷物を一緒に量りに載せてたら、端数分が合計されて超過だったはず。優しいなあ。すみません。
ひたすらありがとうございますを繰り返し、無事荷物達はコンベアに乗っていったのでした。

つづく。

September 7, 2009

Diary 2009/9/7

起きると具合が悪い。

先週くらいから寝付きが悪くなって、眠いのに寝れない。企画書とかなんとか慣れない頭をフル回転させてる一方、通勤がないから、下手すると1日1度も外に出なかったりする。運動不足だよなあと思いつつ、だらだらずるずるしてきたツケがきた感じ。

肩が痛い、頭が痛い、お腹が痛い、なんといってもだるい。何をする気力も無い。
会社に通ってた頃なら「具合が悪いから休んで寝る」という体調。でも自分に「これは運動不足だ!なまけてんじゃねえ」とむち打って、玄関の扉を開ける。

1kgのダンベルを両手に持って、出たところで足だけ軽くストレッチ。膝と腰がだめなので、いきなり走ったりしない。ダンベルを軽く振りながら歩き始める。抜けるような青空。からっとした秋の空気の匂い。

今までなら「こんなんじゃ運動にならないよなー」と思ってたけど、なかなかどうして、歩くというのはバカにしたもんじゃない。重心をきちんと踏み抜く。腹筋を締める。二の腕の内側、僧帽筋。使ってる使ってると思いながら動かすと、体が自分のコントロールに戻っていく。

歩いて5〜6分の公園に着いて、まず改めてストレッチ。全身を一つ一つ、とつとつと動かしていくと、なんだか気持ちが落ち着く。広い草原の向こうで子供が虫取りをしている。緑、緑、また緑、と、青のコントラスト。馬鹿みたいに白い雲。

会社辞めてよかったあ…と唐突に思う。一日が自分だけのもので、ここから突然飛行機に乗ってグリーンランドに行ったとしても、誰にも責められない。その強力な安心感。
現実には明後日の打合せに向けてリサーチをしなきゃいけなかったり、フルタイムで働いておざなりにしてきたカオスの我が家の片付けをしなきゃいけなかったりするのだけれども。
フリーランスとか言って聞こえはいいけど、収入は全く先が見えなくて、めろめろと落ち込む日もあるのだけど。

とりあえず、今この瞬間、俺の王様は俺様だ。

ストレッチを終え、公園の中をまた歩き出す。
稲?の生えた沼ではしゃぐ子供とお父さん。お母さん達の井戸端会議。車椅子で日光浴に出てきたお年寄り。木立の中のベンチで新聞を読み比べるおじさん。

平和。とりあえず平和。心が緩む。

今度積んである本をいっぱい持ってきて木陰で読もう。間違ってもパソコンなんか持ってこないんだ。iPhoneもなし。仕事もなし。手書きの一人ブレストくらいならやってもいいかな。

てなわけでご心配下さった皆さん。ちょろこは能天気に元気です。

あ、「飛行機&Brompton」は忘れたわけではないので、もう少々お時間下さい…。


<追記>
いつもダンベルとバーベルを間違えるのですorz 直しました。
バーベルを軽く振りながら歩けたらすごい。


August 19, 2009

スパムむすびランチ

家で仕事(といえるほどのものでもないけど)を初めてはや1ヶ月。
朝からぼーっと企画書をこねくりまわす。
気づけば何も食べないまま13時半。

…ちょうど佳境なのに(煮詰まってるけど)めんどくせえ…。今日もお餅にしちゃうか…。
いやいかんいかん野菜食べなきゃ。なにか作ろう。えーと。

スパムむすび!

こないだ加計呂麻島のペンションで出してもらってから、一度は作ってみたいと思ってたスパムむすび。スパムは買ってある。作り方も調べた。これはやるしか!

えっ、野菜じゃないだろう? はい、野菜は別に添えます。すみませんw

Let's cooking! :-)

* * *

1)スパムを切ります。

レシピはあちこちのブログに載ってたけど、スパムが缶から出しにくいなんて一言も書いてなかったぞ〜。包丁を缶とスパムの間に入れて、どうにか叩きだす。1缶を6〜8等分だそうです。8等分にしたけど薄くて切りにくかったなあ。

2)焼きます。

テフロンのフライパンに油をひかずに並べます。かりっとなるくらいにしっかりと。火が通ったらしょうゆ、味醂、酒、砂糖で甘辛く照りつけます。

うまく切れなくて半分に割れちゃったスパム君。海苔で隠せるからおっけー。




3)ご飯を固めます。

これこれ、これを知ったのでやってみたかったのだ!
空いたスパムの缶を軽く洗って、そこにご飯を入れてスプーンで固める。たしかにこれならちゃんとスパム型になる!すばらしい♪
あ、スプーンは水でぬらすのが吉。はじをきちんと固めると良いです。





4)ラップで包みます。

ラップに海苔、スパム、ご飯の順に重ねます。
ご飯とスパムの間にマヨネーズを塗ってもいいみたいです。きゃー高カロリー!

で、包んで、ひっくり返す…。





…あれ?ご飯の方が大きいやん!一生懸命押し固めたから?あんな出しにくかったスパムが実は缶より小さかった??

あっ、焼いたからスパムの方がちぢんだのか!

…と気づくまでにたっぷり1分かかりました。わっはっは。

ご飯をぎゅうぎゅう押してどうにかスパムの下に収まってもらいましたw




5)完成!スパムむすびランチ〜。

+ゴーヤのお浸し、めんたいポテトサラダ、オレンジジュース。

うまかったー。

超いい気分転換になりました。

さて…昼寝するか :D

July 30, 2009

飛行機&Brompton

国内線にBrompton(以下ブロ)を乗せてみました。

いや、いずれBrompton World Championshipに出るには、今から飛行機に乗せ慣れなきゃと思って(笑)。まずは国内線からでしょう。

昨年、調布飛行場から新島に行くのにブロを持ってってみたのですが、これは案外簡単でした。
輪行用のいつもの袋に入れて預けるだけ。「一番上に積みますから大丈夫ですよ」と快く受け付けてもらえました。もちろん超過料金はかかりますが、島に着いた途端にぱたぱたと組み立てて、まるで自分の住む街かのように走り出せるあの快感が数千円で買えるなら安い!

という訳で今度はメジャー系(?)の飛行機に乗せてみましょう。
電車で羽田空港へ。羽田からANAで鹿児島へ、JALに乗り換えて奄美大島に向かいます。

こちらがmy ブロ。黒のM3Lです。本体だけで11.5kg、ワイヤー錠やなんかを含めると12.5kgくらいになります。

日本では電車に乗せる時は必ず輪行袋に入れなきゃいけませんね。ブロは畳むのはたったの10秒なのに、袋に入れるのに2分くらいかかります。頑張って純正の袋買ったのになんであんなに使いづらいのでしょうか。

ちなみに以前井の頭線で、夕方のラッシュの時間にレーサーを包まずそのまま、しかも前輪を持ち上げた状態で持ち込んでた少年がいました(他の人の顔辺りに前輪がある。これは怖い)が、近くに駅員が何人もいたのに誰も何も言いませんでした。
 
そのくせラッシュが終わった渋谷駅で他の客がいなくなったのを見計らってブロのハンドルだけ伸ばした状態で転がしてたらネチネチ注意して目の前で再梱包させる。ケンカ売っとんのんかー!

…失礼しました。まあそれだけ駅員さんによって対応に違いがあるということです。となると飛行機なんてもっと不安。

まあとにかく電車に乗せましょう。

扉の脇が定位置です。サイズ感はこんな感じ。隣のお兄さんのスーツケースと比べると、だいぶ小さいのが分かります。

混んで来たり扉の脇が空いていなかった場合は、足の間に挟んで出来るだけ邪魔にならないようにします。が、やっぱり肩身は狭いです。

最近はこういう風にハンドルだけ袋から出して畳みます(写真左)。と、すぐにハンドルが立てられて駅構内の移動が楽です(写真右)。












向かって右側(ハンドルと反対側)の下に、小さいコロコロがついているのが見えますか?これを使って転がしていけるんです。まあこれも厳密に言うとNGなんでしょうが…。

このコロコロ状態だとエスカレーターにそのまま乗れます。だいたい自分と同じ幅しかないので、ベビーカーよりは乗せやすいのではないでしょうか。

もちろんラッシュ時は様子を見て階段にするなり、エレベーターに回るなり。色々気を使います。まあ仕方ないですね。

今回は平日のラッシュ後だったので、少々ご迷惑はかけつつも無事羽田に到着。

さてチェックインして荷物を預けましょう。国内線は人生で3度目。1度目は小学生の時、2度目は仕事で団体移動、そして今回。つまり自分で国内線に乗るの初めてです(笑)

国際線よりはましだよね、言葉通じるし。わっはっは。

…さあそんな頼りないご主人様に連れられて、myブロは無事に飛行機に乗れるのか?!

つづく

rolling choroco gathers no moss


会社を辞めました。


It's time to roll! :D